華氏789度

バイク(オートバイ・自転車)好きなおやぢです

PB差替式ドライバーハンドル 8215A/8215A ESD

ドライバーと六角レンチが人気のスイスブランドPB、215シリーズ差替ブレード用のグリップです。 材質は "柔らかく皮膚にやさしいSantoprene製(by PB)" のスイスグリップというタイプで、絶妙の握り心地がグッド。

このレギュラーモデルの他に、ESDタイプもあります(黄色い方)。

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ESDとは、

ESD、静電放電
PB SWISS TOOLS の ESD ドライバー:静電気の帯電または放電が危険または損傷をもたらす可能性のある作業現場全般に適しています。PB SWISS TOOLSのESDツールグリップは静電気の安全な放電を保証します。散逸プラスティックの表面抵抗は、1MΩ ~1GΩ (106~109オーム) です。(公式サイトより)

 ということで、弱電分野向けの製品かな。 同社では他のシリーズでも、幅広く採用されています。

ESDモデルは作りが違う

下の写真はレギュラーモデルとESDモデルの差し込み口の比較です。

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わかりにくいですが、差し込み口の形状が異なります。 これのせいかどうかは謎ながら、ESDモデルの方は軸に対して回転方向&横方向のガタが大きめなのが気になりますね。 ちなみに、ESD対策でこうなっているのか、単なるロットによる違いなのかは不明です。

使っていても若干気になるので、ブレードの方にアルミのテープを巻いて対策してみました。

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写真は1/4ビットホルダーブレードで、上が対策済みの215M-140、下が215M-180。 安直な策ながら、これでバッチリです。 唯一にして最大の難点は、アルミテープを巻くとレギュラーモデルの方には刺さらないという点かなー。 こればっかりはしょうがないので、うちでは1/4ビットホルダー専用になっています。

クロスバイクにバックミラー

普段オートバイの方のバイクにも乗っているせいか、バックミラーがないクロスバイクは、そこそこ交通量のある市街地では、えも言われぬ不安感がつきまといます。 後方から何が来ているのか、振り返らないとわからない状態って、けっこう怖いと思いませんか? 自転車だと車線の右側(もしくは複数車線の右寄り車線)に移動したりはしないので、世間では「左端をキープしてるから後方から来る皆さんよろしく!」ってノリなのかな。 実際のところ、後をチラチラ見ながら走ってる人はほとんど見かけないし。 後を振り返るのは、駐車車両をパスする時くらいな印象です。
よくよく考えると(考えなくても)、自転車で天下の公道を走っている時って、一歩間違えたら命にかかわる状況下に置かれている訳で、とても世間の皆さんに任せっぱなしにする気はおきません。 少なくとも、すぐ後に迫っているクルマが、どれくらいのサイズで車線内のどこを走っているのかくらいは常に把握しておきたいところ。

バックミラーを付けてみる

ということで、うちのRail700Aにバックミラーを付けてみました。 しょっちゅう後を振り返ってて、前方不注意とか、本末転倒ですからねw
調べてみると定番の商品もあるようですが、装着時の見え方とかイメージがわかないので、とりあえず手始めにお手頃価格な、タナックスの商品を選択。

 

 

バーエンドにベースとなるパーツを装着して、ミラーがついた架台でそれを挟むような作りになっています。 これでバーエンドを軸としての回転方向と、内向き外向きの調整が可能です。 水平の傾きが修正できないカメラの雲台みたいな感じでしょうか(こんな雲台があったら役に立たないけどw)。 実際に使ってみると、調整はこの2方向だけで十分でした。 ちなみにパッケージにはハンドルバーをクリップして装着するパーツも付属していますが、フラットバーハンドルの場合はバーエンドが良いと思います。

装着は要加工

Rail700Aのハンドルはクランプ部分周辺だけが太いタイプで、バーエンドの内径は約16mm。 一方、この商品の対応内径は18mm~20mmということで思いっきり範囲外なんだけど、まあ、どうにかなるだろーと。
バーエンドに装着するパーツはこんな作りになっています。

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ネジを締めると円錐形の金属パーツがくさびの要領でプラスティックのフラップ部分を広げてハンドルの内壁に押し付ける、というシンプルな構造です。 このくさびパーツの最も太い部分は実測で17.5mmでしたが、かなり柔らかい材質なので、普通のヤスリがあれば1.5mm削るのは楽勝です。
プラスティックのフラップ部分も16mmに押し込むにはギリギリの外径なので、少しでもくさびパーツがフラップ部分にかかっている(=広がっている)と入りません。 長いネジを用意してくさびパーツを一旦遠くに追いやるか、フラップ部分をニッパー等で切って短くするかの二択ですが、安直に後者を選びました。

使ってみた

第一印象は「小さっ!」 サイズからして当たり前ですけどw あと、オートバイのようにハンドル上部にあるケースと比較すると、視線の移動量が多めなのは気になります。 んで、肝心の見え方はこんな感じ。

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写る範囲が狭いのですぐ後くらいしかわかりませんが、これでもあるとないとでは雲泥の差ですね。 バックミラーの常として死角はあるし、さすがにこれだけで後方確認OK!とはいかないとしても、当初の目的にはそこそこ使える印象です。 定番の商品はこれよりサイズが大きいので、さらに使えそうな予感。 そのうち替えてみようかなーというか、絶対替える…はず。

シグネット 22049 ミニラチェセット

ギアレンチで有名なシグネットSIGNET)の、携帯向けの製品です。 工具大好きな人ならポチらずにはいられない、キュートな一品。 カラーはグリーン以外にオレンジとパープルがあります。


ビットはスタンダードな1/4インチHEX規格で、プラスビットが#1・#2・#3、マイナスビットが4mm・6mm、六角ビットが4mm・5mm・6mmという構成です。 一応海外モノなのにトルクス(へクスローブ)ビットが含まれないのは珍しいかもしれません。

ミニを謳うだけはあって、ラチェットハンドルがめちゃ小振り(実測29g)! 持ち手部分も極細なので、これでプラスビットの#3とか、ジョークとしか思えないですねw 六角ビットの6mmも、けっこう無理があるような。 ハンドルのお尻部分にもビットをセットできるのは、気がきいています。 

ちなみに、サイズはこんな感じ。

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左から5mm六角レンチ単品(エイト製)、ミニラチェットハンドル、1/4インチ角ショートラチェットハンドル(KTC製)+HEXアダプター(Ko-ken製)+六角ビット5mm(PB製)。 長さは単品の六角レンチと同じくらいあるので、それなりには使えますが、強めにトルクをかけるとラチェット部分が壊れる危険性も。

製品セット全体の重量は実測112gで、似たような価格帯の携帯ツールと比較しても軽い方ではないでしょうか。

あと、ビットが標準規格というところがミソです。 プラスビット#1・#3、マイナスビット6mmあたりを外して六角ビット2.5mと3mmに入れ替えればいい感じのセットに。 シグネットのビットなら1個150円くらいでリーズナブルだし。 この手のビットはPB C6シリーズがオススメなんだけど、1個500円くらいするのがネックですね。

当たり前ながら、標準規格ゆえ、市販のHEXビットドライバー(ビットハンドル)がどれでも使えます。 力を入れやすくて手に馴染むものを一つ買っておけば、自宅での本格的な整備にも対応できるところも何気にポイント高いと思います。

追記

家にあったアネックスのコンパクト・ビットラチェットNo.526とラチェットのギア部分は同じですね。 どこかのOEM? グリップが太い分、アネックスの方が力を入れやすいですが、重量は実測40gあります。

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コーダーブルーム Rail700A ブレーキ交換

フロントブレーキのタッチが今一つしっくりこないので、とりあえずシューでも交換してみるかーと調べてみたところ、シューの値段+1000円で下位グレードならブレーキまるごと(もちろんシュー付きで)買えるのですね。

ということで、シマノのコンパクトVブレーキの下位グレードモデル、BR-R353に交換してみました。


ちなみに、元々付いているブレーキは、テクトロの924ALという型番のミニVブレーキです。 右から左へポン付けで楽勝だろーと何も考えずに買ってはみたものの… 交換作業そのものについては、丁寧に解説してあるサイトがたくさんあるので割愛します。

テクトロとシマノで構造が違う

実物を見比べると、アームの支点となる部分の構造が全然違います。

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シマノの方は回転軸(矢印の部分)が組み込まれていて、アームはこの軸を中心に回ります。 一方、テクトロの矢印部分は単純なスリーブでアームと一体化していて、回転軸にはなっていません。 

なら、テクトロはどこを軸にアームが回転するのかというと…

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写真のように、台座ボルトに通すとボルトが若干頭をだすので、このままビス留めすればこのクリアランスを保持した状態で組み付けられ、台座ボルトを軸としてアームが回転するような構造になっています。 スリーブは見た感じ真鍮っぽいので、台座ボルトとの摺動抵抗を減らすのが目的でしょう。

こういう構造になっているということは、台座ボルトもテクトロ製(テクトロ向け製品)でしょうか。 もしくは標準規格とか?

内側(リム側)の比較写真。 左がテクトロ、右がシマノです。

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台座ボルトには段差がついていて、この段差に、上の写真で見える段差部分が当たって止まります。 テクトロの方のバネを固定しているパーツ、テフロンスリープを入れているのは、このパーツが前後左右フリーに動くため、位置決めピンのガタで金属同士が擦れ合うのを防ぐためでしょう。 シマノの方は回転軸が組み込みなので、特に加工はされていません。
あとは、見ての通り段差までの深さが違います。 実測でテクトロが6mm弱、シマノが4mm弱と、シマノの方が2mmほど浅いです。 

換装してみた

台座ボルトはテクトロに合わせてあるので、ここにシマノの方を付けると、台座ボルトの根本から、深さの差分浮いた状態になります。

図にしてみるとこんな感じ。

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台座ボルトが軸そのもののテクトロに対して、シマノの方は構造的には台座ボルトを延長したのと同等になり、強度的に不利です。 ただし、ブレーキをかけた時に台座ボルトに加わる力がどのような分布になるのかが不明なため、これをどう評価するかは難しいというか、ぶっちゃけ評価不能で投げてしまうしかないかもw もっとも、台座ボルトをよくあるM10のボルトと考えれば、多少伸びようが余裕だと思いますが。
一番スッキリするのは、段差が低い台座ボルトを調達してくることです。 もしくは軸部分が台座ボルトの根本に密着するようにスペーサーを入れる、なんてのもシマノの構造ならアリでしょうか。

感想

構造からして当たり前とはいえ、明らかにシマノの方がガタが少なくて好印象です。 テクトロは台座ボルトも含め、設計(もしくは加工)がアバウト過ぎて、メカ好きなおやぢが萌えるような点はありません。

肝心のブレーキのタッチについては、思った程の差は出なかったですねえ、残念。 下位グレードじゃなくて、もっといいヤツ付ければ違うのかしら?

なんて考えてると、気がついたら沼地に足を取られてて手遅れってことに。 パーツ単品ならお手頃価格の自転車は、数ある沼ジャンルの中でも特に危険な香りがしますw

自転車生活、始めました

最近、自宅から5km程度の場所へ頻繁に通うようになったため、ここは自転車だな!とクロスバイクを買うことにしました。 普段足にしているセロー250だと、走行時間が短い割には走り出すまでの細々とした準備が煩わしいですからね。 サクッと出発できる自転車はお手軽です。 
とまあ、思い立ったったのはいいんだけれど、実際買いに行ってからがモー大変でした。 ママチャリならホームセンター等の店頭にずらっと並んだ商品の中から気に入ったヤツを指して「これください」で完了なのに、スポーツバイクはまったく事情が異なるというのを、買う気満々で訪れたショップで知るのです。 

自転車業界の実態を知る

オートバイの方のバイクなら国内で買えるメーカーはたかが知れていますが、自転車の方のバイクとなるとメーカーは文字どおり星の数ほどあります。 小規模なフレームビルダーの工房とかまで含めたら、全部を把握してる人はいないんじゃないかなーと。 
メーカーの構成からすると、ギターと似たような感じすね。 フレームビルダー=ルシアーとか、もっともらしい構図も浮かびます。 自転車本体を所狭しと天井から吊しているショップの光景なんかも、なんとなくギター屋さんっぽいですし。 今回買ったモデルをギターに例えるなら、スクワイアのクラシックテレキャスターってところでしょうか。 そういえば神田商会がフェンダージャパンやめちゃったみたいですね、関係ないけど。

5~6万円程度のクロスバイクのエントリーモデルをラインアップするメーカーも、店頭に実車が展示されているメジャーどころだけで15社程度はあります。 その各社が複数のモデルを揃えている上に、カラーバリエーションだとか、サイズのバリエーションだとか、ヘタすると単一モデルだけで都合15種類くらいのバリエーションがあったりするので、そのすべてを店頭に並べるのはどだい無理な話。 実際、展示車は大手の売れ線中心な感じですね。 
なので、展示されている商品以外(もしくは展示車ではない新品)を買いたい時は、お取り寄せということになります。 オートバイの方のバイクではごく一般的な方法だし、さほど驚きはしませんが、この先に落とし穴が待ち受けていたとは。

多くのメーカーでは、イヤーモデルとして毎年リニューアルした商品をリリースし、マイナーチェンジをしたり、単なる値上げをしたり、という商習慣になっています。 これ自体は他の分野でもありがちなので、なるほどの一言で終了なんだけれども、単純な受注生産ではないところがミソ。 あらかじめ設定した生産数に達したら(あるいは何らかの理由で生産の続行が困難と判断したら)、そこで生産を打ち切り、メーカー在庫が捌けた時点でお取り寄せ不可という事態に。
アパレルでは割と普通ながら、自転車もそうとは知りませんでした。 夏~秋に翌年のイヤーモデルを発表、予約の受付というスケジュールのところが多いようなので、時期的にも厳しめのタイミングです。

そんな事情を知らないウブなワタクシは、ネットで色々と調べたり、都内の大手ショップで実車をチェックしたりして、購入候補を絞り、ちょっとお安い某大手量販チェーンの通販でオーダー、納期のお知らせを楽しみに待っていたら… なんと「メーカー完売につき注文をキャンセルさせていただきます」という予想外のメールが。

えーなにそれ?と思ってその某大手量販チェーンの実店舗に行き、初めて自転車業界の実情を知るに至ったのでした。 なんでもオーダーしたホワイトは人気カラーということで早々に完売していたそうで、出遅れにも程があるという。 他の色ならあると言われても、なんだかなーという感じ。 不人気カラーを余らせるくらいなら、その分を人気カラーに割り当ててくれよーと思うけれど、生産計画には業界特有の事情とか絡んで面倒くさいことになっているんでしょう。

店頭在庫を見つけたのはいいけれど

買う気満々だった分、反動で落胆度もハンパなく、自転車購入熱も若干冷めつつある中、こうなったら意地でも流通在庫を探してやるぜーと調べていたところ、某チェーンの某店に在庫が! すかさず押さえてもらい、まずは乾杯! 一人で。 展示車ながら状態は問題なく、オマケに10%割引きだそう。 このメーカーのスポーツバイクは、あんまり割引き販売されていないので、そういう意味でもオトクです。

元々買う気満々だった故、すぐにでも引き取りに行きたいところでしたが、ちょっとした問題が判明しました。 その在庫のある店舗は閉店するとのことで、同じチェーンの割と近い店舗へ商品を送ることが出来ない、という問題が。

自宅から在庫のあるお店まで、軽く見積もっても50km以上はあります。 ママチャリよりは遠距離に向いているクロスバイクとはいえ、普段まったく自転車に乗っていない身としては、ちょっと躊躇する数字です。 でも、この機会を逃すと次がいつかわからんしなーと10秒ほど思案した結果、どうにかなるだろと乗って帰ることに決め、お店に買いに行きました。 当たり前ながら、行きは電車で超楽ちん。 帰りは…

サイクリングは苦行か

セットアップもサクサク進み、ついにお店から自宅へ向け出発! あらかじめ買ってあったキャットアイサイクルコンピューターを装着、よっこらせっと漕ぎ出したのですが、普段自転車に乗っていないだけはあって車道を走ると後が気になってしょうがないったらありゃしない。 かといって歩道だと、アルミフレーム+細身のタイヤなせいか、ちょっとした段差で衝撃がガツンガツン来て、とても乗っていられません。 5km程走ったところで、これはヤバいんじゃないかと嫌な汗が。

スポーツバイクはサスペンションのついたマウンテンバイクしか乗ったことがないので、クロスバイクのダイレクトな感触は新鮮なんだけど、さすがに初心者にはそんなに優しい乗り物ではないですね。 ママチャリなら気にも留めない程度の段差でも突き上げられるので、コース取り自体に気をつかいます。 後方からはクルマがガンガン走ってくるし、かといって止まっていると前に進まないし(当たり前)、ホント気疲れするわーしんどいわーと思っていると、進行方向にサイクリングロードがあるではないですか。

さすがはサイクリングロード、走っているのは自転車と人間と犬くらいです。 路面もそんなに荒れていなくて、ここで初めてクロスバイクっていいなーと。 オートバイの方のバイクに比べると絶対的なスピードが低いので、風景を楽しんだり空気を味わったりするのに向いています。 ロードバイクで飛ばしたりするとまた違うんだろうけど。 

あと、無心にペダルを漕ぐ行為そのものが、ある種の高揚感を生む、というのも新たな発見でしょうか。 自転車にハマる人が大勢いるのも納得です。 おっさんになってくると、日常生活で高揚感を感じるなんてシーンは皆無に近いですからねえ。

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と、気持ち良かったのはサイクリングロード上だけ。 一般道に戻ったとたん、路面は荒れてるわ、アクションゲームの敵キャラのごとく逆走の自転車が襲ってくるわで、ほんとロクでもないです。 ほうほうの体で自宅に着いた頃には、ボロボロでしたね。 特にお尻がw